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頭の羊毛ボールを作る
頭用の羊毛を量ります(50g)。
この量で頭の大きさが決まるので結構重要ポイントです!
私は、キッチン用の小数点第一位まで表示されるデジタルの計りで、羊毛の重さを量りました。

最初は、ふわっと広がった羊毛を、こよりのように細く巻いていきます。

それをぐるぐると巻き、小さな球体にしていきます。


巻く方向を少しずつ変えながら、ボールの形がいびつにならないように巻いていきましょう!
だんだんとボールが大きくなってくるので、そのボールの幅に合わせて、巻く羊毛の幅も広いものにします。

多少の差は大丈夫ですが、円周があまりに大きすぎると、ボールがやわらかすぎたり
ゆるく巻きすぎているということなので、途中まで巻きつけた羊毛をとり、やり直しましょうね!
私は、固く巻きつけることがなかなかできず、2度直しました…(T_T)
一度目は大きさを確認せず、中袋につめ首を糸で縛り、ジャージをかぶせるところまでしてしまいました^^;
上の子のものと比較するとどうも大きいので、そこで初めて頭囲を測り、失敗に気づいた始末です(笑)

そのひと手間で、ウォルドルフ人形の可愛さも変わってきますよ♪
中袋(チューブガーゼ)につめる
羊毛ボールが完成したら、次はボールにかぶせる星を作ります。
星の重さは60g。
これを4等分にして、放射線状に重ねます。(1本15g、それを4本)
星一本の長さは40~45cmで、幅はボールの直径と同じです。
幅や長さを見ながら、羊毛の塊から取り出すと、ほどよい大きさのものが4本作れると思います。

4本重ねた中央に、先ほど作ったボールを置いて、星で包みます。

くらげのような形になります^^
これを中袋に入れます。
中袋の中心を何針か縫い、しっかり閉じておきます。


このとき、ボールの部分は簡単に中袋に収まっても、星の端がかなり中袋からはみ出してしまいます(>_<)
ここも何度かやり直していますが、中袋が伸びすぎたり、
破れたりすることなかったので頑張ってやってみてくださいね!
羊毛ボールを一方の手で持って、中袋をなでるように伸ばしていけば、だいたい収まりますよ^^
無理やり中袋に羊毛を収めようとすると、ボールの位置がずれたり、形がいびつになったりするので、
私は少しはみ出すくらいでよしとしました。
これくらいはみ出していても、閉じる際にうまく羊毛を収めて縫えば、形も崩れることなく大丈夫でしたよ^^
頭の形を作る
中袋の上から、ボールのすぐ下あたりの首になる部分に水糸を2回まわします。
くぐらせ結びをして、しっかりと左右に糸を引きとめます。
くぐらせ結びは、2回まわした糸の両方に糸の端をくぐらせる結び方です。


この結び方だと、簡単には糸がゆるみません。

いっぺんに引くと指が痛いので、少しずつ引いていきます(>_<)
このときも、縛り方がゆるくないか、できたところできちんとメジャーで測りましょう。
首の太さの目安は、周囲15cmとなっています。
首だけでなく、頭囲も測ります。
この時点では、頭はかなり大きいと思うので、小さくしていきます。
片方の手の平でしっかりと頭を抑えて、もう片方の手を中袋に入れます。
指の腹で中袋の内側をなでるようにしながら、引っ張りおろしていきましょう。

本には、「出来上がりの頭の大きさ(頭周り32cm、長さ11cm)よりやや大きめになるように
糸をかける」とあります。
私は、もうこれ以上小さくできない…という段階でようやく36cmでした^^;
大きめでもいいというのは、あとから目のくぼみを作るのに、糸をまわして縛り、
気持ち小さくなるからだと思います。
作り方は、こちらの本を参考にしています^^

次は、「首の下に飛び出している羊毛を入れて中袋を閉じる、マフ(胸)」と「顔の凹凸(目のくぼみやうなじ、ほお)」作りをしていきますので引き続き頑張って作っていきましょう!

今回は、ウォルドルフ人形の頭の作り方を解説していきますよ☆