
ウォルドルフ人形の作り方①頭の作り方(羊毛ボールを作るコツ)はこちらです^^
下記クリックで好きな項目に移動します♪
マフ(胸)の形を整え、裾を閉じる
前回の最後に何針か縫った、中袋の中央部分に、とび出している羊毛を寄せるようにして中袋におさめます。

だいたいおさまったら、中袋の裾を合わせた部分を、ざくざくと縫っていきます。

この裾の処理は、少々羊毛がはみ出していてもいいように本には書いてあります。
私は気になるので、きっちり縫い閉じて、羊毛が全部おさまるように縫いました!
ちなみにですが、糸は肌色のジャージを縫うときに使うものを使用しています。
しっかりした糸なので、切れる心配がないかなと^^
普通の手縫い糸でも、丈夫なものならOKです!


マフが完成したら、マフ部分を持って前後に揺らしてみてください。
ここで、ぐらぐらしないことが大切です!
首のあたりに羊毛が足りない場合に、ぐらついてしまいます。
マフの厚みがありすぎるときは、マフ部分に糸を貫通させて何針か縫い、厚みを押さえましょう!
私の場合、マフの厚みは心配なかったですが、たくさん引っぱったり、直したりで、中袋の裾から糸が何本も出てきていました^^;
羊毛を入れ込むときに、中袋の裾のほつれてきている部分も一緒に中央に押し込みました。
羊毛の糸のほつれをきれいに隠せましたよ^^

マフ部分を持って前後に頭を揺らしても、ぐらつかない、しっかりしたものができ上がりましたよ☆

肩がいからないように”なで肩”になるくらいがいいです^^
私のは若干いかってますね、肩^^;
このくらいなら大丈夫!と、マフがきれいにしっかり縫えたことで満足してしまい、このままです(笑)
この状態でも、ジャージをかぶせて腕をつけ、肩を縫い合わせた段階でも、特に違和感なく仕上がりました!
気になる方は、なで肩になるように丸め込んでざくざく縫うといいですね^^

肩のラインがきれいに仕上がっているかどうかが重要です☆
顔の凹凸を作る
目のラインをこれから作っていきますが、その前に、マフを持って裏と表、どちらを顔にするか決めます。

顔に水平に糸をかけて絞ることにより、目のくぼみを表現します。
ここでも、首を絞るときにした、くぐらせ結びで糸を絞ります^^
この糸をかける位置によって、見え方の年齢が違ってくるようです!
本には「あまり極端にせず、水平に二等分した位置よりやや下」にするように書いてあります。
水平線の位置が高いほど年齢が上がりおおらかに見え、低くするほど、おでこの広い幼い顔になるようです。
ここは、お好みですね!
私は、「水平線よりやや下」の予定で位置を決め、ずれないように水平線を縫うところまでしていました。
なぜ、途中で気づかなかったのか、そこまでして、低すぎる…(>_<)と思い、やり直しました(笑)
首でもやり直しをしているので、糸が足りなくなり、”タコ糸”を追加で購入しました^^;
まったく同じものではないですが、頑丈なものですし、代用できましたよ^^
ここでも、首の糸を絞っていくときと同様、糸を引くときに一度に強く引くと、指を痛めてしまいます。
少しずつ糸を引き、絞っていきましょう!
適度にへこみができたら完成です^^

後ろで玉結びをし、糸端を2本とも30cmくらい残して切りましょう!

30cmからい必要なので、短く切らず、残しておいてくださいね☆
縦糸をかけて、ほお・うなじを作る
縦糸をかける
顔の目のへこみが完成したら、次は別の糸でほおとあごを整えていきます!
頭頂から耳にかけて目のライン直角に糸を下ろし、あごの下で交差させます。
もう一回り同じように繰り返して、あごの下でくぐらせ結びをして、左右に強く引きます。
撮影し忘れ、ちょうどいいものがないのですが…^^;
上の赤文字の説明を赤の線で示しています! ↓↓

糸はそのまま首の後ろへ持っていって玉結びをします。
この糸は、長く残さずに短く切ってOKです!
耳のところで交差している部分を固定するように、×印で2・3針しっかり縫っておきましょう!
今かけた糸が後でずれないように、丈夫な糸でかがっておきます。
このときも、先ほどの肌色の糸を使って縫いました^^

うなじを作る
目のくぼみを作ったときに30cm残していた糸を、弧を描くように、首までの中間地点まで引き下ろします。
引き下ろした糸もかがっておきましょう。

残しておいた30cmの糸を、それぞれ左右耳の下の糸にかけます。
さっき引き下ろした糸と首の糸の中間で、羊毛のふくらみを押さえるように糸を強く引いて結びます。
これもかがっておきましょう! ↓↓

私のは、中間からずれてますね^^;(笑)
うなじのふくらみを押さえられたらOKです!
この糸もかがりましょう^^
これで、うなじは完成です!!
作り方は、こちらの本を参考にしています。

ウォルドルフ人形の作り方③頭のジャージのかぶせ方と腕の作り方はこちらです^^
今回は、「中袋からとび出ている羊毛をうまく収めて、マフ(胸)の形を整え裾を閉じる」ことと、「目になる部分にに糸を巻き、ぎゅっと縛って顔の凹凸を作る」ことを解説します☆