
ウォルドルフ人形の作り方②顔(首・目)と胸(マフ)の作り方のコツはこちらでです^^
下記クリックで好きな項目に移動します♪
頭にジャージをかぶせる
頭と顔のジャージを靴下をはかせるように下(マフの方)から着せていきます。
このとき、ジャージの縫い目は、後ろにくるようにしましょう!
いっぺんにかぶせてしまうと後ろに持ってきている縫い目の内側の縫い代がよれてしまいます。


縫い代を開きながらかぶせていくことで、左右のどちらかに縫い代が偏ったり、
頭頂までかぶせることができたら、顔を正面から見て、ジャージの目がまっすぐ通っているか見てみましょう!
曲がっていると、顔が歪んで見えます(>_<)
目がまっすぐ通っていることを確認できたら、首を水糸で2回巻いてから、ここでもくぐらせ結びできつく引いて止めておきます。
くぐらせ結ができたら、頭頂のあき口を縫い止めていきます。
この部分は、あまりジャージが重ならないようにし、布をぴんと張っている状態で縫いましょう!

ジャージの余分なところは思いきって裁ち切ります!
縫い目がおでこにこないように、おでこ側は切らないようにして後頭部側の余分なところを切ります。
私は、頭の前の部分も余分なところがあったので、その部分も切りました。


左右の布を引き上げて、合わせたところの中央部分だけ先にかがり縫いします。
縫った両サイドの部分をさらに切り落として、前後もとじましょう!



頭の完成です!


腕を作る
頭のときと同じ要領で、羊毛ボールを作ります。
手のボール2つ分の重さは6g(1つ3g)、ボールの周囲9cmです。

手の先にボールをつめます。
このときも、先ほどの頭にジャージをかぶせたときのように、縫い代を開いてボールを入れます。
縫い代がよれてぼこぼこならず、きれいに仕上がりますよ!

腕2本の重さは32g(1本16g)、太さ10cm、長さ13cmです。
ボールの入ったジャージを横たえ、全体の3/4の長さまで羊毛が詰まるような羊毛の層をおいていきます。
最初は難しいので、菜ばしなど細い棒を芯にして、巻きつけるようにしながら巻いていきます。
のり巻きを作る要領です^^

巻き終わったら棒を抜いて、できた腕の芯に残りの羊毛を力をこめて巻いていきます。
ビニール板を使っておさめていくので、あまりにもゆるい場合でない限り、多少太いくらいなら大丈夫です^^
私のものは、メジャーをぎゅっと巻いて計っても12cm弱でした^^;

腕ができたら、ビニール板を使ってジャージにおさめていきます。

羊毛の腕をビニール板でぎゅっと巻いて、扇形のビニール板の広い方から入れていきます。
ここでも、縫い代を割りながら少しずつジャージを引き上げていきました。

しっかりと差し込み、羊毛ボールと腕に間があかないようにします。
羊毛を棒でしっかり押さえておきましょう^^
ここまでできたら、棒で羊毛を押さえながら、ビニール板をゆっくりと抜き取ります。
このとき、縫い目がねじれていないか確かめましょう!
腕の完成です^^
腕をマフに縫い付ける
2つの腕を縫い合わせます。

このとき、マフと重なる腕部分には羊毛が詰まってない方がいいです☆
縫い目をそろえて、親指が向く方向が同じになるようにしましょう!
縫い合わせたら、マフの背中側の、肩から少し下がったところ(5mmくらい)にピンでとめます。
ちょうど、肩甲骨の辺りです^^
両手の長さが左右で違わないように、頭上から見て確認しましょう!

赤のラインで示したころを返し縫いして、しっかりと縫いつけておきます。

腕を縫いつけることができました^^

作り方は、こちらの本を参考にしています^^

引き続き、がんばりましょう!
ウォルドルフ人形の作り方④胴体と頭をつなぐコツはこちらです^^
今回は、「前回完成させた頭・マフ(胸)部分にジャージをかぶせる」ことと「腕に羊毛をつめ、マフに縫いつける」ことを解説します☆